サバの話

   「青魚は健康に良い」なんてよく言われたりします。
   皆さま、「青魚」を食べていらっしゃいますか?
 
   「青魚」とは、背の色が青い魚の総称のこと。
   外観などから一般的に呼ばれているもので、実は、学術的な見地などから
   はっきりと定義されているものではないのです。
   一般的に「青魚」と呼ばれているのは、アジ、サバ、イワシ、サンマ、ニシンなど。
   今回はその中でも、「さかなへん」に「青」と書く「青魚」の代表格、サバについて
   取りあげてみたいと思います。
 
   サバは、日本では古くから食べられていて、平安時代の記録にも登場します。
   分類学上は、スズキ目・サバ科に属する魚で、マサバ、ゴマサバ、ニジョウサバ等、
   何種類かの魚を総称して「サバ」と呼んでいるんだそうです。
   日本で主に食べられているのはマサバで、旬は秋から冬とされています。
 
   サバには、DHAやEPA、カルシウム、鉄、カリウム、ビタミンB2、ビタミンDなど
   さまざまな栄養素が豊富に含まれています。
   DHAやEPAは脂質の部分に含まれているため、旬の時期の、脂ののったサバ
   ほど含有量が高くなるそうです。
   旬の時期に食べるというのは、実に理にかなっていることなのですね。
 
   サバは、鮮度の低下が早いため、食べる際には注意が必要です。
   古くから食あたりが発生しやすい食材としてよく知られていますが、そのほか、
   鮮度が低下するとアレルギーの原因となるヒスタミンが増えるとも言われていて、
   蕁麻疹等を起こすこともあるようです。
 
   数や年齢をごまかすという意味で使われる「鯖を読む」という慣用句は、この、
   鮮度の低下が早いというサバの特徴から生まれたという説があります。
   サバが大量に捕れ、かつ鮮度低下が激しいため、漁師や魚屋が数もろくに数えず
   大急ぎで売りさばいたのが起源とのことです。
   ほかにも諸説ありますが、一般的によく知られている説の1つです。
   
   サバにまつわる言葉ということで、「バッテラ」も取り上げておきましょう。
   「バッテラ」とは大阪で生まれたお寿司の一種で、しめサバを押し寿司にしたもの。
   名前の由来は、ポルトガル語で小舟を意味する「bateira(バッテイラ)」から。
   当初は、コノシロという別の魚を使ってつくられており、その姿が小舟の形に似て
   いたことから、ポルトガル語の「bateira」から「バッテラ」と名付けられたといわれて
   います。
   現在は、「バッテラ」といえばサバを使ったものを指すのが一般的です。
 
   さて、サバといえば、以前、「へぇ〜」でおなじみの「トリ○アの泉」という番組で、
   「アメリカザリガニにサバをあげると青くなる」というのがあり、青いザリガニの
   映像を見て驚いたことがあります。
   ザリガニの赤い色は、ザリガニの餌である水草や微生物に含まれるカロチン
   のためで、カロチンを含まない餌だけをあげていると青くなってしまうんだそう。
   サバにザリガニを青くする成分が含まれているわけじゃないらしいです。
   ちょっと残念w。
   とはいえ、青いザリガニはビジュアル的にはインパクト大。
   お子さんの夏休みの自由研究に「青いザリガニ・観察日記」なんていかがですか?
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